毎度お騒がせしております、ジェリーわたなべです。
「好きな人に褒めてもらったのに、自虐に走ってしまった」
「会社の先輩に褒めてもらったのに、照れてしまい挙動不審になった」
「返し方がわからないので、むしろ褒めてもらいたくない」
このように思ったことはありませんか。
経験則から言って、日本の習慣ではあまり褒める機会が無いように思います。「褒めるのは生意気な行為だ」という考え方があるのかも。
理由はともかく、褒める機会が少ないので、必然的に褒められる機会も少ないです。結果として、褒め言葉にどう反応すれば良いかわからない人は少なくないはず。そうした人の多くは、褒めてもらうとかえって気まずさを感じてしまうかもしれません。
まして日中は自宅でパソコンに向かって文章を書いているお仕事の方は、なおさらだと思います。
僕自身がまさにこのタイプでした。いきなり褒められると、「そんなことないです。たまたまです。僕なんか全然駄目です」のように過度な自虐や卑下をしてしまうこと多々。。。
その場の空気が重くなり(と感じ)、せっかく褒めてくれた人に申し訳なくなってしまいます。
このままでは、ますます人に褒めていただく機会が少なくなってしまいます。
人に褒められたり認めてもらわないと、自信や達成感を感じられません。むしろその代わり、「自分のしていることに意味はあるのだろうか」という虚無感や無力感に悩まされてしまいます。
いきなりコミュニケーションの達人になることは難しいです。しかし少しずつでも「褒められ上手」になると、自信が持てますし、褒めてくれた人も喜んでくれます。そして「〇〇さんは褒めると、気持ちいい反応してくれるな」と思ってもらえれば、褒めてもらえる頻度も高くなるというもの。
そこで今回は褒められた時の心構えと、具体的な返し方を執筆します。
褒められた時の心構え

最初に心構え(マインドセット)を紹介します。具体的な返し方は相手や状況によって変化するのが常。そこで少し抽象的ですが、より本質的な心構えを先にお話します。
褒め言葉は「プレゼント」と捉える
「褒めてもらえる」ことは、目に見えないプレゼントを頂いていると考えてましょう。誕生日プレゼントをもらった時に、雑に対応する人はいないと思います。同じように、褒めてもらった時は褒め言葉そのものと共に、わざわざ言葉にして伝えてくれた相手の労をねぎらう気持ちを持ってお礼を言ってみてはどうでしょうか。
普段から他人の長所を探す
他の人の短所はいやでも目に入ります。反面、長所を見つけることは意外と大変。長所を見つける難しさを知っているからこそ、自分の長所を褒めてもらった時は、すなおに感謝ができるというもの。
褒められた事実を素直に受け止める
褒められ上手な人は、相手の褒め言葉を素直に受け止めます。「嘘を言っているのではないか」「皮肉なのではないか」とは疑う気持ちは、一旦家に置いていきませんか。
褒められた時の返し方

ここではいよいよ、褒められた時の具体的な返し方を紹介します。
適度な謙遜
日本で暮らしている以上、褒められたら謙遜したくなるのは自然な反応でしょう。
しかし「そんなことないです」「たまたまです」などと、相手が褒めてくれた言葉を全力で否定したり、ましてや「本当にそう思ってますか?」などと言ったりはNG。
「あなたの言うことは信用できません」というメッセージを、暗に伝えてしまう可能性があります。
謙遜する場合は、ほんの一言だけ謙遜してみましょう。それから「ありがとうございます」等で感謝の気持ちを表します。
前向きな発言
褒めてもらったことで、これからも活動を続けるエネルギーをもらえたことを相手に伝えます。例えば「これからもがんばります」や「これからも精進します」のような反応です。
こういった発言をすると、褒めてくれた人は「自分の発言を受けて、これからもがんばってくれる」と思って、嬉しい気持ちになってくれるものです。
嬉しい気持ちをストレートに
心構えの話にも被りますが、「嬉しい」や「ありがたい」という気持ちを素直に言葉にします。こうすることで、照れ隠しをしてかえって相手に失礼になってしまう事態を避けられます。
例えば「全然そんなことないですよ!」と全力で相手の発言を否定したり、「他の人にも、同じように言ってるんじゃないですか?」と相手の発言の真意を疑ってしまう事態です。
褒めてくれた人は、あなたにポジティブな気持ちになってもらいたいわけですから、「褒めてくださったお陰で、明るい気持ちになれましたよ」という気持ちを、素直に表すことで、気持ちの良い心のキャッチボールができますね。
ボディ・ランゲージにも気を配る
どんなに照れ恥ずかしくても、褒めてもらった時は堂々とした態度を取りましょう。
例えば、腕を組んだり相手から目をそらさないように気をつけたいですね。せっかく今まで紹介したような反応をしても、ボディ・ランゲージが伴っていなければ、相手に感謝の気持ちが十分に伝わりません。
目は口ほどに物を言います。
返し上手は、周りを明るくする

自分のことを褒めてもらった時には、褒めてくれた相手にも気持ちよくなってもらいたいもの。この記事では褒めてくれた相手に照れずに反応するためのヒントを、心構えと具体的な反応に分けて紹介しました。
振り返りますと…
心構えでは
①褒め言葉は「プレゼント」と捉える
②普段から他人の長所を探す
③褒められた事実を素直に受け止める
具体的反応では
①適度な謙遜
②前向きな発言
③嬉しい気持ちをストレートに
④ボディ・ランゲージにも気を配る
でした。
この記事を参考にして、楽しい褒められライフを送っていただけたら幸いです!
自己肯定感を高める方法について、こちらの記事も書いています。合わせてお読みください。
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