【人混みを避けろ】パンデミック映画おすすめ作品

映画の棚

以前「【『1917』公開記念】第一次世界大戦関連作品25本」という記事を書きました。実はこの戦争当時、世界的に「スペイン風邪」も大流行していたのです。

折しも新型肺炎のニュースが連日報道され、伝染病に対する社会的関心が非常に高まっています。

そこで今回は、パンデミックを扱った映画(パンデミック映画)を紹介してみようと思います。

今あえてパンデミック映画を扱う理由は、2つ。

  • 暗いニュースが多いけれど、映画を観て少しでも明るい気分になるため
  • 劇中での患者に対する酷い扱いを見て、「自分ならどう接するか?」を考えるきっかけになるため

※決して「感染された方に対する差別を助長する目的」ではないです!

なお、
「そもそもパンデミックって何?」
という疑問にも答える内容になっているので、ご安心ください。

 

パンデミックの意味と歴史

パンデミックとは何か

パンデミック(英:pandemic)とは、伝染病が世界的に流行している状態をいいます。

WHO(World Health Organization)は、伝染病の流行度を6段階で示しています。パンデミックはその中で最悪の6段階目。WHOがパンデミックを宣言することは、伝染病の世界的な大流行(outbreak)が進行中だということです。

歴史的パンデミック

人類は歴史上、何度となく伝染病に襲われ、その都度危機を克服してきました。ここでは人類と伝染病の闘いの中から主要なものを3件、時代順に執筆します。

黒死病(black death)

感染のピーク:1346-1353年
死者数:7,500万ー2億人

ペスト菌を媒介するネズミやノミが商船を通じて世界各地に運ばれ、感染が拡大しました。

スペイン風邪 (Spanish Flu)

感染のピーク:1918年
死者数:2,000万ー5,000万人

スペインで最初に症例が報告されたので、「スペイン」の名前がついています。「風邪」とついてますが、実際はインフルエンザです。

※実際はスペイン以外でも早くから感染者が出ていましたが、士気低下をおそれた各国の軍により事実が隠匿されてしまいました。しかしスペインはWW1における中立国だったため検閲がなく、症例がすぐに報道されたとする説明もあるようです。

直前まで行われていた第一次世界大戦(約2,000万人)よりも、スペイン風邪による犠牲者の方が多かったとする説もあります。

エイズ(AIDS)

感染のピーク:2005-2012年
死者数:3,600万人

1976年にコンゴ共和国で最初の症例が報告されました。それから40年以上経過した現在でも「世界中で感染者はおよそ3670万人、年間180万人の新規感染者と100万人のAIDSによる死亡者が発生している」(国立感染症研究所、2018)とされています。

パンデミックについて簡単におさらいしたところで、次はいよいよパンデミック映画の紹介です。

【人混みを避けろ】パンデミック映画16作品

今回も、 「【『1917』公開記念】第一次世界大戦関連作品25本」 同様、Watchmojo.comというyoutubeチャンネルで紹介されていた作品を最初に紹介します。その後、それ以外の作品をJerry’s choiceとして言及しますね。

※IMDB評価は10点満点。2020年2月時点の得点です。

Watchmojo.comオススメ

今回は「Top 10 Movie Outbreaks」を資料とします。
※この動画は刺激が強いシーン多く、要注意!

REC:レック/ザ・クアランティン(2008)

原題:Quarantine
監督:John Erick Dowdle
上映時間:89分
IMDB評価:6.0

2007年のスペイン映画「REC/レック」のハリウッド・リメイク作品

テレビ番組のレポーターとカメラマンは、とあるビルに閉じ込められてしまう。そのビルとは、ウイルスによって血に飢えた殺人者と化した人間たちが隔離されている建物だった。

アンドロメダ…(1971)

原題:The Andromeda Strain
監督:Robert Wise
上映時間:131分
IMDB評価:7.2

極秘プロジェクトに携わる科学者たちが主人公。彼らの目的は、小さな町を壊滅させた病気の原因と抑止策を見つけ出すことだった。

バイオハザード(2002)

原題:Resident Evil
監督:Paul W.S. Anderson
上映時間:100分
IMDB評価:6.7
2020/02/17現在、YouTube・GooglePlay・Hulu Japanで購入可能

暴走したスーパーコンピューターと、研究所の事故が原因で凶暴なモンスターとなった科学者と闘うために組織された、特別部隊の物語。

キャビン・フィーバー(2002)

原題:Cabin Fever
監督:Eli Roth
上映時間:93分
IMDB評価:5.7

5人の大学生が森の中の小さな小屋を借りた。彼らはそこで恐ろしいウイルスに感染し、さらに殺人鬼にも命を狙われるのだった。

ドゥームズデイ(2008)

原題:Doomsday
監督:Neil Marshall
上映時間:105分
IMDB評価:6.0

人類の未来を脅かす天災を防ごうとする人々が活躍する、近未来アクションスリラー。

12モンキーズ(1995)

原題:12 Monkeys
監督:Terry Gilliam
上映時間:129分
IMDB評価:8.0

ウイルスにより荒れ地と化した未来世界を舞台にしている。人工的に作られたこのウイルスに関する情報を見つけ出すため、ある男が過去に送り込まれた。

アイ・アム・レジェンド(2007)

原題:I Am Legend
監督:Francis Lawrence
上映時間:101分
IMDB評価:7.2

人類は疫病により死滅し、生き長らえた者もモンスターとなった。生き残った唯一の人間が、治療法を見つけるためにニューヨークで奮闘する。

コンテイジョン(2011)

原題:Contagion
監督:Steven Soderbergh
上映時間:106分
IMDB評価:6.6

医療従事者、政府関係者、市井の人々、それぞれの視点から見たエピデミックを描く。

アウトブレイク(1995)

原題:Outbreak
監督:Wolfgang Petersen
上映時間:127分
IMDB評価:6.6
2020/02/17現在、YouTube・GooglePlayで購入可能

人を死に至らしめるウイルスの治療法を見つけるために奮闘する軍医の物語。カリフォルニアの街で蔓延しているこのウイルスは、アフリカの猿がアメリカに持ち込んだものであった。

ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖(1973年版)

原題:The Crazies
監督:George A. Romero
上映時間:103分
IMDB評価:6.1

軍が封じ込めようとしている細菌兵器に感染した者は、正気を失うのであった。

クレイジーズ(2010年版)

原題:The Crazies
監督:Breck Eisner
上映時間:101分
IMDB評価:6.5

前出の『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖』(1973)のリメイク。

飛行機事故が発生して以来、謎のウイルスが静かな町で報告されるようになる。若いカップルは隔離されるが、生き延びるために闘い始めるのであった。

ブラインドネス(2008)

原題:Blindness
監督:Fernando Meirelles
上映時間:121分
IMDB評価:6.6
2020/02/17現在、YouTube・GooglePlayで購入可能

ある日突然、兎粘液腫に襲われた街を描く。

ブレインデッド(1992)

原題:Dead Alive
監督:Peter Jackson
上映時間:104分
IMDB評価:7.5

非常に凶暴なネズミに腕を噛まれた女性が、徐々にゾンビとなっていく。

ラストの芝刈機シーンがとても見事。僕はこの映画を観て「笑えるホラー映画もあるんだ」という事実を体験から学びました。

ピーター・ジャクソンというと、「ロード・オブ・ザ・リングシリーズ」や「彼らは生きていた」等の非常に真面目な監督というイメージがあると思います。

しかし初期キャリアでは「バッド・テイスト(Bad Taste)」「ミート・ザ・フィーブルス(Meet the Feebles)」「ブレインデッド」という、非常にグロい映画を多く撮っていたりします。

28日後…(2002)

原題:28 Days Later…
監督:Danny Boyle
上映時間:113分
IMDB評価:7.6

あれから4週間。謎の不治のウイルスは、イギリス中に蔓延している。生き残った数名が、安全な場所を求めてさまよう。

Jerry’s choice

ファウスト(1926)

原題:Faust: Eine deutsche Volkssage
監督:F.W. Murnau
上映時間:107分
IMDB評価:8.1

ゲーテがこの世に遺した世界的古典『ファウスト』を原作とした作品。前半部分に疫病の描写があります。

悪魔メフィストフェレスはファウストをそそのかすため、村に疫病を流行らせる。従来の治療法が全く通じない疫病を前にしたファウストは、メフィストフェレスと契約をする。悪魔と契約し、疫病を治癒する力を得たファウストは、早速病床の村人達に治療を施すのだが…

エボラ・シンドローム 悪魔の殺人ウィルス(1996)

原題:伊波拉病毒
監督:Herman Yau
上映時間:98分
IMDB評価:6.5

映画のラストでエボラウイルスに感染した男が、住民たちに燃やされたり刺されたり車に轢かれたりする。いくら病気が怖いからといって「そこまで残酷に扱うか?!」という感想を禁じえない描写でした。

「映画を通して他者理解を深める」という今回の記事の趣旨に合っており、本作に最後に紹介した。ただし、2015年頃に新文芸坐のオールナイトで観ただけなので、記憶違いがあるかもしれない。

 

なお、今回紹介した以外にも、たくさんの映画を「【たくさん映画を観たい人へ】映画紹介記事をまとめたよ 」で紹介しています。ご一読いただけると幸いです。

 

出典

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