【体験レポート】初めて書道の先生に習ったよ!

インタビュー

2021年7月某日、書道家の恵美さん(@emiemi815books)が次のツイートをしました。

私ジェリーわたなべ。学生時代から散々「字が汚い」と言われ続け、書写の時間に良い思い出が一つもない

今回のイベントも、当初はスルーするつもりでした。しかしよく見ると、開催日が8月1日。つまり私の誕生日だったのです!

「せっかくの誕生日。新しいことをやろう!自分の字を見せるのは恥ずかしいけど、良い思い出になるはず!!(ちなみに、30歳の誕生日には虫寿司を食べました:閲覧注意)」

そう思い直し、恵美さんに参加を申し出たのでした。

今回はそういった経緯で参加した、人生初の書道イベントの体験レポートです「書道を習おう」と思っている方はもちろん、「何か新しいことに挑戦してみよう」という方にもぜひ読んでいただけたらと思います!

<忙しい方向け、恵美さんの書道イベントをオススメする理由>

①驚きに出会えるから
②濃密な時間を味わえるから
③先生の心が広いから

恵美さん基本情報

恵美さんご提供

ジェリーわたなべが過去に執筆した、インタビュー記事はこちら!

【インタビュー前編】「あなたの字は絶滅危惧種なんだよ!」【恵美さん】
【インタビュー後編】『わたしを束ねないで』【恵美さん】

事前準備編

イベント当日をドキドキしながら待っていると、開催一週間前に恵美さんから連絡がありました。

そこに、書かれていたのは…

・会場までの道順(目印となるお店を挙げつつ)
・当日の持ち物

さらには予習のために、「小筆の持ち方動画」も!

動画から。なんと親切なことでしょう!

私は独学中の中国語をとりあえず筆ペンで書きながら、イベント当日を心待ちにしたのでした。

イベント当日編

会場は神田

会場はJR神田駅の近くにある貸し会議室。窓を全開にしエアコンをかけながら、十分な消毒が施されていました。時節柄、少人数での開催。男女比は1:1で、30代のジェリーわたなべが最年少?、という印象です。

恵美さん
恵美さん

夏のイベントでは今まで、ハンコ作りや、うちわ作りをしてきました。過去のイベントでも、参加者の男女比はおおよそ半々です。大学生から60代まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。

一。筆と墨を選ぼう

参加者が揃うと、一旦テーブルの前に全員集合。

恵美さん
恵美さん

今日使いたい筆と墨を選んで下さい

ジェリー
ジェリー

へーっ!筆は分かるけど、墨も選べるんですか?

恵美さん
恵美さん

この5色からお好きなのをどうぞ!

菖蒲好きなジェリーわたなべは、古代紫を選択
ジェリー
ジェリー

ほえーっ!墨って黒だけじゃないだ!!

今回使う短冊も、うっすらとイラストが描かれている可愛らしいものでした。

恵美さん
恵美さん

今回の墨や短冊のように普段の生活では、なかなか目にしない道具を毎回お見せするようにしています。道具選びという早い段階で、参加者さんの関心を引きつけることが大切だと考えていますので。

また筆は、基本的には一人ひとりに選んでいただきます。どんな大きさの作品を書くか、最初にイメージしてもらいたいからです。

二。変体仮名にしてみよう

①事前に作ってきた俳句から一句選ぶ。

ジェリーわたなべは、「うつつにて 昔を覚ます 蝉の声」を選択

俳句の意図:
公園でボーッとしていたら、小学生の頃の夏休みを無意識に思い出した。「なんでかな?」と思ったら、当時と同じ蝉の音が聞こえていたから。

②動詞を平仮名に改める。

③17文字の内、変体仮名にする3文字を選ぶ。

④字典を参照しながら、変体仮名の崩し方を選択する。

どの字を変体仮名にするかや、どの崩し方を選ぶか考えると、イラストのデザインを構想しているようでとってもワクワク!

⑤ノートに筆で書く文字をメモする

恵美さん
恵美さん

事前に俳句を詠んでいらしてて、みなさんの熱意にビックリ!一応その場で俳句を読めるように、歳時記は持って来ていたんですけどね笑。

何も教えていないのに、ジェリーさんが字の崩し方を揃えていてエライ!

三。運筆の練習をしよう

恵美さん
恵美さん

そしたらみなさん墨をすって、運筆の練習をしてみましょう

ここで急に思い出しました。実はジェリーわたなべは小学校低学年以来、墨をすったことがない!墨のすり方などは、脳内から跡形もなく抹消されています。

ジェリー
ジェリー

(小声)恵美さんすみません。墨のすり方を教えて下さい…(さすがに呆れられちゃうかなぁ…)

恵美さん
恵美さん

(あっさり)まず水を2滴くらい硯に垂らして、「の」の字に優しくすって下さい。すり終わったら、墨が割れないように水気を切って下さいね

と、懇切丁寧に教えてくれました。

ジェリー
ジェリー

ほっ。安堵(*^^*)

墨もすれたところで筆を持ち、半紙にクルクルクルクル線を書いていきます。

実際の筆でやってみると、思いの外難しい…。

でも、細ーい線を書けると「かなを書いている感」があり、テンション上がります!

恵美さん
恵美さん

ジェリーさんは最初は線が太かったので、「細く書いてみましょう」とコメントしました。そしたら、すぐに修正されててびっくり!線を細くするのって、意外と難しいですよ!!

四。半紙に書いてみよう

本日のメインイベント。半紙を縦に4等分して、ひたすら練習です。

参加者全員が書くことに集中しており、恵美さんが指導する声以外はエアコンの音だけが室内に響く。

一回書くごとに恵美さんが添削してくれるので、「次はこのポイントに気をつけよう」と意識して徐々にステップアップしながら練習できました

終盤には「次は、最初の二文字を続けて書いてみましょう」との指示が。「ついにそんな高等テクニックに挑戦できるのか…」と、仮免で初めて路上に出た時の高揚感が!

気をつけるポイントを指摘するだけではなく、「ここのバランスがとっても良くなりましたね!」、「飲み込みが早くて素晴らしいです!」のように、恵美さんに随所で褒めてもらえます。なので「もっと頑張ろう」と自然にやる気がアップ!

恵美さんのご指導を受けて、この楽しさをぜひ実際に体感していただきたいです!

恵美さん
恵美さん

私が指導させていただくときは、「どこを指摘したら字のバランスが劇的に良くなるか」だけを常に考えています。書道の経験が無い方でも、恥ずかしがらずに参加していただきたいですね。

五。短冊に書いてみよう

最終的に短冊内に字が収まり、落款も書いてホッと一安心。「を」の変体仮名を書き慣れてきて、スパッと書けるようになったのも気持ちよかったです!集中していたので、あっという間の2時間でした。

恵美さん
恵美さん

ジェリーさんの字は直線的なのですが、線質が柔らかくて※良寛さんのようでした。ちゃんと動画で予習をしてくれていて、筆が立っていた点も素晴らしいです。

今後は「とめ」、「はらい」や点の打ち方を注意すると、さらに良くなりますよ!

良寛(りょうかん):宝暦八年(一七五八)~天保二年(一八三一)。歌人。俗名は山本栄蔵、道号は大愚。越後国出雲崎に生れる。(略)万葉風の自在の歌を詠み、漢詩にも秀で、独特の書は生前から珍重された。(出典:角川古語大辞典)

「天上大風」良寛書
「いろは」良寛書

恵美さん「できないからこそ、来てほしいです!」

イベント終了後、恵美さんからいただいたコメントをご紹介します!

「今回は、夏のイベントで初めて「仮名」をみなさんに書いてもらいました。せっかく仮名を書くのだから、可愛い短冊にしたためてもらいたくて俳句を題材に選んだのです。

今後の夏のイベントでは、墨流し、蝋結染(ろうけつぞめ)、精霊流し等をしてみたいですね。「最後まで飽きずに楽しんでもらう」をモットーに、これからも楽しいイベントを開催していきます!

また、年末年始には書き初めもしていますよ。そこでは、参加者さん一人ひとりが書きたい文字で、作品を制作してもらっています。ただし私のお教室の生徒さんの参加を優先している点だけ、ご了承ください。

「字が上手くないのですが、参加しても大丈夫でしょうか」というご不安を、お問い合わせくださる8割の方がおっしゃいます。しかしできないからこそ、先生に教わるのではないでしょか。

だから…

できないからこそ、来てほしいです!!!

もっと恵美さんを知りたい方へ

・新刊:新ひらがなテキスト
・発売予定:令和四年版略歴(9月発売予定)

【インタビュー前編】「あなたの字は絶滅危惧種なんだよ!」【恵美さん】 

【インタビュー後編】『わたしを束ねないで』【恵美さん】 

恵美さんのTwitter(最新情報はこちらでチェック!)

・通信講座およびお教室のお問い合わせは、メール( emiemi88888888@gmail.com )までお願いします 。お月謝についても、お気軽にお尋ね下さい。

最新情報は恵美さんのTwitterおよび、lit.linkをご確認ください。

ジェリーの感想

恵美さんご提供

最後に改めて、恵美さんの書道イベントをオススメする理由を整理しましょう。

①驚きに出会える
→今回の墨や短冊のように、珍しい道具に出会えます。

②濃密な時間を味わえる
→恵美さんのご指導の元、非常に集中して練習できます。

③先生の心が広い
→恵美さんはどんな参加者の方でも、温かく受け入れてくれます。

イベント会場に足を踏み入れるまで、すごく緊張していました。しかし線の細さや文字の大きさなど、恵美さんのおかげで学んだことが山程あり、勇気を出して参加してよかったです!まさか僕の字が良寛さんっぽいとは!

新しいことに挑戦する上で足を引っ張るのが、「できないことを笑われるんじゃないか」という不安。すべての人に敬意を持って接する恵美さんなら、そのような心配は無用です。彼女のような指導者は、書道に限らず、挑戦したことがある全ての人に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。

新しいことを始めたいすべての人に、恵美さんの書道イベントは大変オススメです!


コメント

  1. […] 恵美さんのイベントにお邪魔しました!ぜひ!!「【体験レポート】初めて書道の先生に習ったよ! 」 […]

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